いまや声優は声で演ずるだけでなく、アフレコ・ナレーション・演技など総合的なエンタテイナーとしての資質が求められます。
声優コースでは、第一線で活躍する講師による本格的なレッスンを通じ、声優という枠を超えて、多彩なフィールドへと活躍の場を広げることのできる次代のヴォイス・アクターの育成を目指しています。
吹き替えや、キャラクター映像に実際に声を吹き込んでいくレッスンになります。演技・リーディング等高い能力が要求される内容となります。
映像での役者、キャラクターの動き、動作、アニメ等の動きに台詞を合わせ、表情に合わせた声を表現するテクニックや、マイク前での動き方などの知識を実習を通して学びます。
ナレーション原稿を使ってナレーション実習を行います。自身のナレーション内容を録音し、アナウンサー側と聴く側両方から分析します。伝えたいイメージを声でどのように表現し広げていくか、自身で聞こえている声とマイクを通した声の違いなどを学びます。
原稿などの朗読を通して、朗読のスピードや強弱、声色、言葉、自然で効率的なブレス技術、初見の対応力などのテクニックを学びます。原稿から感情や情景を読み取る能力と、読み取ったものを声で表現し、的確に伝える力を養います。
声優とは、声の俳優です。通常、俳優は声、表情、立ち居振る舞い等であらゆる場面を表現しますが、声優は声のみで全ての感情を表現しなくてはなりません。そのためには、表現の基礎を習得することが必要不可欠となります。台本を使っての台詞、感情開放等の演技基礎など、多方面にわたってレッスンを行い総合力を養っていきます。
レッスン風景
レッスン風景